開業記念イベント多彩に 路面電車の南北接続で富山市長会見

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路面電車の南北接続に関する開業イベントなどを発表した森富山市長=市役所

 富山市は6日、富山駅の南北を走る路面電車をつなぐ「南北接続」の開業イベントの概要を発表した。開業当日の3月21日は沿線で、グルメや音楽、都市交通などに関する多彩な催しを開催。休館中のミニシアター「フォルツァ総曲輪」の復活上映会などもあり、記念日を祝う。6日の記者会見で森雅志市長が説明した。

 開業当日は路面電車のほか、まちなかを周遊するまいどはやバス、駅北の停留場に接続するフィーダーバスが無料になる。県五福公園や富山競輪場などに、無料のパーク&ライド駐車場を設置。市民が路面電車やまち歩きを楽しみ、市のまちづくりの成果を実感できる機会にする。

 開業当日の催しのうち、駅北のブールバール周辺と岩瀬地区では、富山の食と酒が味わえる「バッカスとやま2020」を開く。

 駅南の富山城址公園ではアウトドアの体験イベントを実施。夕方からはトランペット奏者100人が祝福の音色を奏でるほか、空にランタン800個を掲げ、花火を打ち上げる。南富山駅広場では車両基地の撮影会、富山大では都市交通とまちづくりを考えるフォーラムなどを開催する。

 弦楽四重奏とドリンクを楽しみながら、お祝いムードのまちなかを巡る特別電車「環状線のアリア」も運行する。フォルツァ総曲輪の復活上映会は3月20~22日の3日間。同20~25日には、北陸電力が富山駅北で自動運転機能を備えた低速電気バスを走らせる。

 市長は南北接続事業について、130年の市のまちづくりの歴史に新たな1ページを深く刻むものだと強調。「イベントなどを通じ、市民や関係者と喜びを分かち合いたい」と語った。