「暴力団排除を強力に」「五輪、日本警察の総力挙げる」兵庫県警本部長が年頭訓示

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幹部職員に向けて年頭訓示する兵庫県警の加藤晃久本部長=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県警の加藤晃久本部長が6日、神戸市中央区の県警本部で年頭訓示し、幹部約150人に暴力団壊滅に向けた総合対策の推進などを呼び掛けた。

 県内では昨年、山口組と神戸山口組の両指定暴力団による抗争事件が激化。兵庫など6府県の公安委員会は昨年末、両組をさらに規制の厳しい「特定抗争指定暴力団」に指定すると発表した。

 加藤本部長は「抗争が激化する一方、活動が潜在化し、実態が見えにくくなっている」と指摘。「多角的情報収集による実態の解明や、地域社会と一体となった暴力団排除の取り組みを強力に推し進めてほしい」と強調した。

 国外から多数の人が訪れる東京五輪・パラリンピック開催にあたりテロの危険性も高まることを踏まえ「大会の安全で円滑な実施に向け、日本警察として総力を挙げる」とし、職務のあり方について「有限の警察力を必要な業務に当てるため、業務の効率化と高度化を図る取り組みを続けてほしい」と話した。(岡西篤志)