熊本城の特別見学通路 大型連休から利用可に

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熊本城内で整備が進む特別見学通路の出入り口。階段とエレベーターが設置される。左奥は大天守=2019年12月、熊本市中央区(池田祐介)

 熊本市は6日、熊本城内に整備している特別見学通路が4月29日から通行できるようになると発表した。日曜日と祝日限定で先行した工事用スロープからの特別公開と異なり、平日の見学もできるようになる。

 熊本地震からの復旧過程を見てもらう見学通路は数寄屋丸南側と本丸御殿南側を結ぶ全長約350メートル、幅約4メートルの仮設路。地上4~7メートルの高さから、天守閣や二様の石垣、国重要文化財の櫓[やぐら]群が観覧できる。

 整備費は約16億9千万円で、3月末に完成予定。復旧工事が終わるまで約20年間の利用を見込んでいる。

 入園料は高校生以上500円、小中学生200円。キャッシュレス決済にも対応する。工事用スロープからの特別公開は継続。1回の入園料支払いで、見学通路も工事用スロープも利用できる。

 4月29日当日は記念式典も開く予定。大西一史市長は「大型連休初日で集客が見込める。今年は東京五輪があり、来日する多くの外国人も呼び込みたい」と話している。(高橋俊啓)

(2020年1月7日付 熊本日日新聞朝刊掲載)