朝乃山「自覚を持って」 初場所稽古総見、貴景勝に4勝6敗

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 大相撲初場所(12日初日・両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)の稽古総見は6日、東京・両国国技館の相撲教習所で行われ、関脇に昇進した朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)が大関貴景勝らと対戦して汗を流した。大関昇進を狙う1年となる25歳の大器は「注目されると思うので自覚を持って臨みたい」と闘志をみなぎらせた。

 朝乃山は貴景勝に4勝6敗で、東前頭8枚目の碧山とも一番取って敗れた。得意の右四つに持ち込めず苦戦したが、鋭い踏み込みを見せる取組もあり、熱のこもった稽古を披露した。終了後は初場所に向け「けがもしていない。しっかり稽古して挑む」と意気込んだ。

 2019年は夏場所で富山県出身力士として横綱太刀山以来103年ぶりに優勝。九州場所で新小結に昇進し、年間最多勝も獲得した。初場所は3場所連続の2桁勝利を目指す。

 大関候補の1番手として人気もうなぎ上りだ。この日は国技館で赤ちゃんを抱っこする日本相撲協会のイベントに参加。千葉県在住の永田将也さん(30)と妻由佳子さん(31)は朝乃山に生後7カ月の智咲ちゃんを抱っこしてもらって記念撮影し「(朝乃山は)大きくてかっこよかった」と喜んだ。