鷹・王貞治会長、リーグV&4年連続日本一厳命! 「完全に成し遂げたと言える年に」

鏡開きに出席した王貞治球団会長(中央)【写真:編集部】

東京五輪での日本人選手の活躍にも期待「世界のレベルに並ぶ年に」

 ソフトバンクは7日、2020年の仕事始めを迎え、ヤフオクドーム内で鏡開きを行った。王貞治球団会長は「2020年は東京五輪の年。特別にこの年をいい年にしたい思いが沸いてきている」と五輪イヤーに高鳴る胸中を明かしていた。

 昨季は3年連続日本一に輝きながら、西武にリーグ2連覇を許してリーグ優勝を逃した。「11球団から目標にされる。去年からすれば、当然、その中で目標達成するというのが課されたこと。果たせなかったリーグ優勝、それを果たしてからこその4連覇。ぜひ達成したいと思っています。リーグ優勝していないと気持ちの中に残ってしまうものがある。完全に成し遂げたと言える年にしたいね」と王会長は3年ぶりのリーグ制覇、4年連続日本一を目標に掲げた。

 王会長は日本のスポーツ界全体への期待も口にした。「2020年はスポーツの年。関心も高いと思うので、それに応えられる戦いをしたい。日本のスポーツというのは、私が現役の時に比べると、世界のレベルに近づいてきている。できれば、それに並ぶ年になるんじゃないかと思っています」。東京五輪で日本人選手たちが目覚ましい活躍を見せてくれることにも期待していた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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