鷹、新スローガンは「S15(サァイコー!)」 工藤監督が込めた思いとは…

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

Sには「スピード、スペシャル、ストロング」などの意味が込められた

 ソフトバンクは7日、ヤフオクドーム内で2020年のスローガン発表会見を行い、工藤公康監督が出席した。2020年シーズンのスローガンは「S15(サァイコー!)」に決定。会見で指揮官はそこに込めた思いを語った。

 6年目の指揮を執る工藤監督は、このスローガンに込めた思いを次のように語った。

「ソフトバンクホークス15周年というのはもちろんありますが、この『S』にはスピードであったり、スペシャルな野球であったり、ストロングという意味もあります。スピードを持った野球、昨年以上に足を使った野球をしていきたいと思っています。そして『イコー!』には、これからみんなで1つになって進歩、進化してほしいという意味を込めました」

 また、デザイン部分で強くこだわったのが鷹の翼、そして真上を向いている鷹の目の部分だという。

「この翼の部分は、若い鷹が巣から飛び立つには決死の覚悟がいる、翼を広げて、常に前を向いて飛び立つ思いにこだわりました。鷹の目が上を向いているのも、常に上を目指していかないといけない、『これでいい』ということはないんだという意味です」

 最後に工藤監督は「絶対にリーグ優勝して日本一になれるよう、1試合1試合勝つことに向けてやっていく。僕も日々勉強、反省しながら前に向かっていきたい」と力強く宣言。3年ぶりとなるリーグ優勝、4年連続日本一へ「S15(サァイコー!)」のスローガンと共に突き進んでいく。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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