湯前町の湯前まんが美術館で崇城大生の作品展

崇城大の学生による作品が並ぶ「那須良輔のひ孫たち。展」=湯前町

 湯前町の湯前まんが美術館は、崇城大(熊本市西区)芸術学部デザイン学科マンガ表現コースの学生たちの作品を紹介する「那須良輔のひ孫たち。展」を開いている。2月2日まで。

 同美術館は、町出身の風刺漫画家・故那須良輔氏(1913~89年)の功績を後世に伝えようと、町が92年にオープン。那須氏のひ孫世代に当たる現代の学生の作品を展示し、これまでの漫画の変化や未来の可能性を表現しようと企画した。

 同コース3、4年生15人の作品を展示。デジタル作画による漫画やイラストなど約100点が並ぶ。那須氏の作品を展示した「原点回帰~古今東西まんがのキセキ~展」も同時開催している。

 開館は午前9時半~午後5時。高校生以上300円、小中学生100円。同館TEL0966(43)2050。

 (園田琢磨)

熊本日日新聞 2020年1月5日掲載

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