第99回全国高校ラグビー大会は7日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で決勝が行われ、神奈川代表の桐蔭学園が23-14で御所実(奈良)を破り、初の単独優勝を果たした。
桐蔭は東福岡と両校優勝した第90回大会以来となる2度目の栄冠。東日本勢が単独で頂点に立ったのは第77回大会の国学院久我山(東京)以来22大会ぶり。
前半に今大会初めて先手を取られるなど3-14とリードを許した桐蔭は、後半に反撃。ロック青木恵斗(2年)、FB秋浜悠太(同)の連続トライなどで逆転し逃げ切った。
桐蔭は全国選抜大会、全国7人制大会に続く「高校3冠」を達成した。Aシードの今大会は2回戦から登場し、準々決勝で前回優勝の大阪桐蔭に31-12で快勝。準決勝では過去優勝6度の東福岡を34-7で下し、2大会連続7度目の決勝に駒を進めていた。