台湾・宜蘭礁溪ローカル旅(2)|熱々小籠包の超人気店「正常鮮肉小湯包(ジェンチャンシエンロウシャオタンバオ)」を実食ルポ

台北から約1時間でアクセスできる宜蘭県の礁溪は、ローカル感たっぷりの温泉街です。今回は礁溪駅から徒歩数分、行列必須の人気小籠包店「正常鮮肉小湯包(ジェンチャンシエンロウシャオタンバオ)」をご紹介。熱々小籠包は肉汁たっぷりで、食べ歩きにぴったりです。酸辣湯(サンラータン)も具沢山で美味しいですよ。

礁溪駅近くの賑やかな街にある人気店「正常鮮肉小湯包」に突撃!

礁溪駅周辺にはグルメ店やお土産店が点在し、ちょっとした夜市として賑わっています。たくさんのお店が立ち並ぶ賑やかな通りから一本入った道に、毎日行列ができるという人気小籠包店があります。お店の名前は「正常鮮肉小湯包(ジェンチャンシエンロウシャオタンバオ)」。ピーク時は1時間ほど並ぶこともあるようです。

日曜日の夕方6時半頃に訪れた筆者が訪れた時も、老若男女問わず多くの方が列に並んでいました。さっそく筆者たちも列に加わってみます。

お手頃価格がうれしい

お店の看板に書かれているメニューを見てみると、小籠包が80元(約288円)、酸辣湯が30元とお手頃価格です。豆乳やミルクティーなどの飲み物も販売されています。ただし筆者が訪れた時はネギが高い時期だったらしく、小籠包に使われるネギはいつもより少なめに入っているということでした。

イートインもテイクアウトも同じ列に並んで購入

イートインもテイクアウトも同じ列に並んで購入します。店頭ではセイロに入った小籠包が次々と蒸されていく様子を垣間見ることができ、もくもくと立ち昇る湯気がなんとも食欲を刺激します。

10分ほど並んだのちに注文を済ませることができ、タイミング良く席が空いていたためイートインでいただくことにしました。会計は食後です。

店内には簡単なテーブル席が4つほど設置されています。こじんまりとしていますが回転は早いです。

それぞれのテーブルに箸や調味料などがセットされています。

熱々の小籠包は肉汁たっぷり!

しばらくすると料理が運ばれてきます。こちらは鮮肉小湯包(小籠包)と酸辣湯です。小籠包は一箱に10個入っています。

小籠包はセイロで蒸してからそのまま紙パックに載せているので熱々。火傷に注意しながらいただきましょう。

小籠包の皮を破ると、中から肉汁がじゅわ〜っと出てきます。お肉は柔らかめで肉の旨味がたっぷり。黒酢をかけていただいてみたところ、ほんのり酸味が加わってより好みの味わいに。美味しくて、あっという間に食べ尽くしてしまいました。

酸辣湯(サンラータン)もぜひ一緒に

小籠包に加え、酸辣湯(サンラータン)もぜひ一緒に注文することをおすすめします。スープの中には豆腐、玉子、キクラゲ、ニンジン、タケノコとたくさんの具が入っています。とろみのある温かいスープに身体が温まります。

「正常鮮肉小湯包」は、80元で肉汁たっぷりの熱々小籠包がいただけるのでコスパが高いと感じます。ただし、あまりにも長い行列ができている時は避けた方が無難かもしれません。夜市を散策しながら、空いているタイミングを狙って訪れてみてくださいね。

正常鮮肉小湯包

住所:宜蘭縣礁溪鄉德陽街1號

[All photos by Yui Imai]

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