押切もえ、アスリートの妻「最初は抵抗あった、十何品目も作らなきゃって(笑)」

写真左からShaula、押切もえ

表参道Aoの情報とともに、毎週ゲストを迎えてお送りするInterFM897のプログラム『表参道Ao 10th Anniversary Presents Oshare Life』(DJ: Shaula)。1月4日のゲストは、モデルでタレントの押切もえさんでした。

子育てって楽しめるもの、両立もハッピーな方向で考えています

Shaula:お久しぶりです!

押切もえ(以下、押切):お久しぶりです!嬉しい!結婚したのが2016年で、最後に会ったのがその前だった気がします。

Shaula:実は他局でDJ仲間だったんですよね。私の番組は終わりましたけど(笑)。向こうの方でお会いするかなと思いきや、こっちでっていう。よろしくお願いします。この番組Aoプレゼンツなんですけど、Aoビル結構行ってるって?

押切:結構行ってる。オシャレなレストランがそろってるし、あとはベビーアイテムが揃っている「STOKKE」さん。あとは「ECCO」っていう靴のブランドがすごく履き心地良くて。バレエシューズとかも揃っているので、親子で行ったりして。

Shaula:「STOKKE」の話が出ましたけど、家でもやっぱり使ってる?

押切:すごい使ってる。ベビーチェアに食器とか。やっぱり考えられているし、デザインもいい。

Shaula:息子さんはもうすぐ2歳?

押切:そう、3月で2歳になります。

Shaula::どうです?早かったのか、まだ2歳なのかーとか。

押切:早いかな。乗り物がめちゃくちゃ好きで。布団にミニカーが散乱してる(笑)。

Shaula:子供産んでから一番自分が変わったなって部分とかあります?

押切:時間の使い方かな。夕方以降は母であり妻でありっていうのが多いかな。日中は最近スクールに預けるようになって、その間に仕事したりとか。ホントにやりたいことに優先順位をつけるようになって。これはすごくやりたいプロジェクトだけど、小学校入ってからでいいかなとか。仕事大好きだったけれど、徹夜は絶対したくないなとか(笑)。朝からフル稼働だから、睡眠とかも大事になりましたね。

Shaula:そのバランスって難しかったですか?私も仕事大好きなんだけど、ガラッと変わるじゃないですか。

押切:妊娠中から少しずつ、やっぱり無理するとお腹に障るんですよね。子供が警告してくれるんですよね。働きすぎてるよって。自分の分だけじゃないケアが必要になってくるから。段々ペースが落ちてきてシフトするから、生まれても子供に集中できる。産んだ瞬間から命を預かってるってなるし、仕事とかちょっと後回し。それでいいんですよね。

Shaula:仕事が好きな女性って、全部をやらなきゃと思って苦しくなるとよく聞くので、それが大変なんじゃないかなって。

押切:葛藤はするかもしれないけれど、うまくやっている人を参考にしたり。ハッピーに向かう方に私は考えたかな。子育てって楽しめることだから、楽しんでいこうと。私は母親が働いてたから、ストレスを溜めない程度に働いてみようかな、とか。

Shaula:バランスですよね。

押切:そうそう。

押切もえが工場でバイト!? 不遇の時代を越えて人気モデルに

Shaula:もえさんはもちろん「CanCam」を代表するモデルですけどデビューした時は何歳だったんですか?

押切:あの時はハタチでした。遅かったんですよ。周りの子は16とか18で。最初行った時に断られて。年が上すぎるって。うちは16くらいから育てたいって言われたんですよ。そっかーと思ってたら、後から副編集長が「プロフィール見直したら、ちょっといいなと思うのがあったからテストでやってみないか」と言われて。で、だんだんちょっとずつ出るようになって。

Shaula:その前はどういう生活だったんですか?

押切:私、読者モデルだったんですよ。そういう雑誌がすごい流行ってて、いわゆるギャル雑誌。出始めはちょっと日焼けしてたりしたんですけど。でも元々色白だったから。無理やり焼いてて(笑)。

Shaula:一回断られてその後「CanCam」の大スターになって、よっしゃあ!って感じですよね(笑)?だから言ったでしょ?って。

押切:ないですないです(笑)。だって「CanCam」に行くまで仕事ない時期があって。バイトしながらオーディション受けて、みたいな。

Shaula:どういうバイトしてました?

押切:工場とか。日給でもらって帰る、みたいな。仕事のありがたみみたいなのがあるから、絶対自分は、調子に乗らないって感じがありました。

Shaula:意外だな~!「CanCam」ではみんなとすぐに仲良くなれました?

押切:元々、私すごく人見知りで。「CanCam」入った時にそれを取っ払え!って感じであってみたんだけど、仲良くなれる人となれない人がいたかな。

Shaula:それは、どこへ行ってもそうだよ。

押切:若い時は壁を作りがちなタイプだったから。コミュニケーションは下手でしたね。大人になってからのが、あんまり気にしなくなったかな。

Shaula:「CanCam」から「AneCan」に移動して、10年くらいやられて、その後結婚。結婚の時にはモデルのお仕事は?

押切:入籍の時にちょうど休刊になって。すごいタイミングだなと思いつつ自分でもこれからどうしていきたいか、じっくり考えようと思って。仕事はご縁だと思ってるから、いただいたら一生懸命頑張るけど、ないのだったらタイミングを受け入れて。アスリートの妻になったわけなので生活のリズムも知りたいし、これくらいなら仕事はできるなとか、どれくらいやればご飯はちゃんと作れるかとか、知りたいっていうのがあったから。

Shaula:アスリートの妻になる抵抗はありましたか?

押切:最初、すごいありました。お付き合いしようって言われた時も、私はちょっと難しいかもしれないって(笑)。毎日十何品作らなきゃいけなんだよね、とか私が考えすぎちゃってて。そうしたら彼に「え?頼んでない」って言われて(笑)。

Shaula:めっちゃいい!

押切:そうでないご家族もいっぱいいるしって。そっか、私が勝手に妄想してたんだと。主人の憧れのご夫婦がいて、石井和久さんと、木佐彩子さん。奥さんもずっと仕事を続けられていて、結婚後も自然体で変わらないっていうのがいいって。そんな風に寛大に言ってくれるなら、じゃあ私は出来るだけ頑張りますっていう風にモードが変わって。

Shaula:素敵。

押切:やるべきってことじゃなく、自然にお互いのためにやりたいって思えるのがいいのかなって。日々もう少しこうできたかな、とか反省もします。それもまた考えすぎって言われるんですけど(笑)。

Shaula:素敵じゃないですか。私も2年前に結婚して、うちのハズバンドも仕事してもしなくてもどっちでもいいって。Shaulaのチョイスだからやりたいことがあったらサポートするよって。

押切:優しいね。

Shaula:お互いを受け入れるのってホント、大切だよね。

表参道Ao 10th Anniversary Presents Oshare Life

放送局:InterFM897

放送日時:毎週土曜 14時00分~14時30分

出演者:Shaula

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メール:oshare@interfm.jp
ハッシュタグ:#オシャレ897

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