2018年王者・Rソックスにサイン盗み疑惑 MLB機構が調査へ

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球界のサイン盗み疑惑に関する調査がアストロズ以外にも拡大しようとしている。日本時間1月8日、「ジ・アスレチック」はレッドソックスの選手たちが2018年に対戦相手のサインを見破るためにビデオルームを使用していたことを報じた。これは2017年終盤にロブ・マンフレッド・コミッショナーがサイン盗みに関して各球団へ通達した内容に違反するものであり、メジャーリーグ機構はこの問題に関する調査を開始する予定だ。

レッドソックスは2017年にヤンキース戦でサイン盗みのためにアップルウォッチを使用したことについて、メジャーリーグ機構から罰金の処分を受けた。その後、マンフレッドはサイン盗みに関する電子機器やビデオルームの使用について、厳罰を科す方針を各球団へ通達。「ジ・アスレチック」によると、マンフレッドはレッドソックスから二度と不正なサイン盗みを行わないとの「絶対的な保証」を受けたという。そのなかで2018年にも不正なサイン盗みを行っていたことが明らかになれば、厳罰は免れないだろう。

「ジ・アスレチック」の報道によると、メジャーリーグ機構は2018年シーズンの開幕前に、全30球団の球団社長、GM、GM補佐に対して3ページにわたる文書を送付。その文書には対戦相手のサインを盗むことを目的としてリプレイルームやビデオルームの映像を含む電子機器を使用してはならないことが記されていたという。しかし、2018年にレッドソックスに所属していた3人の人物は、選手たちが対戦相手のサインを見るためにビデオルームを訪れていたことを証言。ただし、ポストシーズンの期間中はサイン盗み防止のためにビデオルームが監視されていたため、同様の行為は不可能だったようだ。

メジャーリーグ機構は、昨年11月からアストロズのサイン盗み疑惑に関する調査を続けている。この件に関するアストロズへの処分は数週間以内に発表される見込みとなっているが、球界を取り巻くサイン盗み疑惑はアストロズに処分を科して一件落着というわけにはいかなそうだ。