関電大型案件を熊谷組が連続受注

97年着工、元助役と深い関係

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福井県美浜町の関西電力原子力事業本部

 関西電力側が1996年に福井県美浜町で着工した原子力安全システム研究所の新研究所建設工事を巡り、同県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)が関電幹部をどう喝し熊谷組に受注させた問題で、翌97年に同県で着工した3件の関電関連大型工事のうち熊谷組が1件を単独で、1件を共同企業体(JV)で受注していたことが8日、同社への取材で分かった。

 関電関係者によると、新研究所も含めた4件は当時、福井で主要工事と認識されていた。3件を森山氏と関係が深かった熊谷組が受注したことになり、関電の第三者委員会(委員長・但木敬一元検事総長)の経緯解明が求められる。