工事水増し1年2月求刑 「大建」前社長・宮崎地裁

 県の経営事項審査(経審)で虚偽申請したなどとして、建設業法違反などの罪に問われた都城市の建設会社「大建」前社長、大生健一被告(62)=都城市山田町=と、両罰規定で起訴された法人としての同社の論告求刑公判は8日、宮崎地裁(下山洋司裁判官)であった。検察側は大生被告に懲役1年2月、罰金50万円、同社に罰金50万円を求刑。大生被告は認否を留保していた起訴内容を認め、同社側は「犯行は大生被告個人の暴走により引き起こされた」などと無罪を主張し、結審した。

© 株式会社宮崎日日新聞社