ダカールラリー2020:競技4日目はペテランセル勝利。アロンソは総合20番手まで順位回復

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 2020年のダカールラリーは1月8日、サウジアラビアのネオムからアル・ウラを目指すステージ4が行われ、ステファン・ペテランセル(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)がステージを制した。総合では前日に続きカルロス・サインツ(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)がトップを守ったものの、2番手との差が3分3秒まで縮まっている。フェルナンド・アロンソ(トヨタ・ハイラックス)はステージ13位で走行を終えた。

 2020年のダカールラリー、競技4日目となるステージ4は紅海に面するネオムからサウジアラビアを横断するような形で内陸のアル・ウラを目指す構成。競技区間のスペシャルは453km、移動区間のリエゾンは219kmだ。

 ステージ優勝を飾ったペテランセルはステージ中盤にルートを間違えてしまうハプニングがあったものの、それまでに充分なマージンを築いていたこともあって、ポジションを守ったままフィニッシュ。ステージ2位につけたナッサー・アル-アティヤ(トヨタ・ハイラックス)に2分26秒差をつけてステージ優勝を飾った。

 これまでに行わてきた3ステージではタイヤのパンクやコースロストなどでタイムを失っていたペテランセルは「いろいろなアクシデントがあった後だから、今日はよりいい気分だ」とステージ優勝の喜びを語っている。

「完璧な走りができたわけではなかったが、それでもステージ優勝を飾ることができてうれしい。特にステージ終盤の60kmは想定よりも多く岩が転がっているような状況で本当に難しいコンディションだった。コドライバーとはより細かくコミュニケーションを取るようにしたよ」

「中東で初開催となった今回のダカールは素晴らしいものになっている。息を呑むような絶景にナビゲーションが難しいコース設定など、ダカールに必要なものはすべて揃っている。今のところ主催者は完璧な仕事していると言えるよ」

 ペテランセルと同じミニを操るサインツはステージ3位に入ったもののタイムは伸びず、ステージ最速のペテランセルとは7分18秒差。総合首位の座は守ったものの、総合2番手アル-アティヤとのギャップは前日の7分55秒から3分3秒まで縮まっている。

 この2020年大会でダカールラリー初挑戦を果たしているアロンソはペテランセルと26分21秒差のステージ13位でフィニッシュ。総合では20番手までポジションを戻している。

カルロス・サインツ(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)
フェルナンド・アロンソ(トヨタ・ハイラックス)
フェルナンド・アロンソ

■二輪部門はホンダ勢がトップ3独占

 四輪市販車部門を戦うチームランドクルーザー・トヨタ・オートボデーはクリスチャン・ラビエル/ジャン・ピエール・ギャルサン組326号車がステージ27位/総合28番手、三浦昂/ローラン・リシトロイシター組338号車がステージ30位/総合30番手だった。

 トラック部門を戦う日野チームスガワラは、菅原照仁の512号車がステージ15位/部門13番手でステージ4を終えている。僚機の塙郁夫組519号車は6日に行われたステージ2でマシンの荷台部分が壊れるアクシデントがあった影響で7日のステージ3には出走せず。8日に行われたステージ4にも参加していない。

 二輪部門ではホセ・イグナシオ・コルネホ(ホンダCRF450ラリー)がチームメイトのケビン・ベナバイズ(ホンダCRF450ラリー)を35秒差で抑えて今大会初のステージ優勝。部門総合ではリッキー・ブラベック(ホンダCRF450ラリー)、ベナバイズ、コルネホとホンダ勢がトップ3を独占する形となっている。

 全12ステージで争われている2020年ダカールラリー、折り返し目前のステージ5はアル・ウラから、さらに内陸のハーイルを目指す構成。競技区間のスペシャルは353km、移動区間のリエゾンは211kmだ。

日野チームスガワラの512号車
ホセ・イグナシオ・コルネホ(ホンダCRF450ラリー)
リッキー・ブラベック(ホンダCRF450ラリー)