7日に行なわれたEFLカップの準々決勝1stレグ、マンチェスター・ユナイテッド対マンチェスター・シティのダービーマッチは1-3というスコアで終了した。
特に前半38分に決めた3点目の速攻は見事なもの、ケヴィン・デ・ブライネの切り返しはフィル・ジョーンズを転倒させる程のキレ(動画2:42~)!
この試合、シティはセルヒオ・アグエロとガブリエウ・ジェズスの両名をベンチに温存し、突如0トップのシステムを使用。それが非常に上手くハマった形に。
それをどのように準備してきたのか?と聞かれたデ・ブライネは、『The SUN』に対して以下のように話したという。
ケヴィン・デ・ブライネ 「やったのは今朝の15分だよ。それだけ。
月曜日は練習がなかったし、火曜日の朝に少しだけだ。だけど、これまでに全くやったことがないものでもなかった。
マンツーマンを好むチームと対戦する時には…カーディフやユナイテッドのようなチームとね。おそらくバルセロナが昔やっていたことだと思う」
「だから、我々はこれまでにも何度かそのようなことをやっていたんだ。それとは大きな違いもない。アーセナルとの試合でもやってきた。
ユナイテッドは明らかに中盤でマンツーマンのプレーをしようとしていた。だから少し我々には難しくなる。どこに走っても追いかけてくるからね。
我々は彼らの強みを理解しているし、自分たちのミスを最小限に抑えようとしていた。カウンターを受けると危険だからね。
ボールを持たせるよりも、カウンターをさせたほうがユナイテッドは危険だったと思う。我々は彼らをよくプレスし、いい形でボールをキープできた。
前半は多くのチャンスを作った。後半は少しだけだったと思うが、我々は上手くやっていたよ」
突如0トップでプレーしたというよりは、これまで時折やってきたシステムを踏襲した戦術だったとのこと。
それであるにしても、朝15分間だけの練習でチームの共通理解を作ってしまうとは…何たる応用力であろうか。