【外国人に人気のラーメン屋を調査!vol.11】 ミシュランにも載った庶民派味噌ラーメン「らぁめん 一福」を調査

ラーメンは今や日本のソウルフードと言っても過言ではないほど。街中には多くのラーメン屋さんに溢れています。特に東京は激選区。そんな中で特に外国人観光客に人気のラーメン屋さんをここで紹介していきたいと思います。11回目はミシュランにも載った味噌ラーメン屋さん「らぁめん 一福 」をご紹介します。

ミシュランにも紹介された商店街のラーメン屋さん

「らぁめん 一福 」は、京王新線初台駅から徒歩10分くらいの商店街の中にあります。この日は年末ということもありましたが、開店前に到着しました。平日はサラリーマンが多めですが、最近は外国人観光客も訪れるようになってきて、連日行列を作っています。

この商店街にある1軒の小さなラーメン屋さんの何が特別なのかというと、2017年からあのミシュランガイドブックの『ミシュランガイド・ビブグルマン』に選出されているからなのです。

店内に案内されたら食券を購入します。何度か来たことのある筆者は、酒粕を使った「囲炉裏麺(税込1,100円)」も好きなのですが、今回はシンプルに「味噌らぁめん 税込750円」をチョイス。筆者は注文しませんでしたが、一緒に「カレーライス(税込650円、ミニ:税込250円)」を注文する人も多いとか。

女将さんが作る普通の味噌ラーメンが美味しい!

カウンター席に通されて、ラーメンの仕上がりを待ちます。ラーメンを作るのは実は女将さん。普通のお母さんといった感じの女将さんですが、こだわりの味噌ラーメンは絶品なのです。数分待って注文した味噌らぁめんが到着。

トッピングは厚めのチャーシュー2枚、ネギ、メンマ、海苔、サクサクしたクルトンみたいなものが載っています。いたってシンプルです。

女将さんがこだわりぬいて作ったという味噌は、赤白2種類ずつの信州味噌と麦味噌、酒、擦りおろしニンニクなどを混ぜ合わせて作られたもの。これにとんこつや鶏ガラ、香味野菜などを煮込んで作ったスープで割っています。少し懐かしくて、とても深みのある味です。

麺は中太ちぢれ麺。もちっとした食感が気持ちよく、味噌スープによく絡みます。2枚トッピングされたチャーシューは厚めにスライス。硬そうに見えますが、一口食べるとホロっとほどける柔らかさです。これが味噌スープに合うんですよ!

いつも「一福」に来るとスープを飲み干してしまうのですが、今回も最後の一滴まで美味しくいただきました。

定休日と営業時間については必ずTwitterで確認を!

ミシュランに選出されたことで近所のラーメン屋から有名なラーメン屋になった「一福」ですが、女将さん一人でほぼほぼ切り盛りしているため、現在は水曜日から日曜日の昼の時間のみの営業となっています。また不定期にお休みになったりするので、来店前には必ずTwitterでご確認を。

なかなか行くのは難しいかもしれませんが、一度食べたらまた食べたくなる味噌ラーメンを、是非食べに行ってみてください。

らぁめん 一福

住所:東京都渋谷区本町2-17-14 小泉ビル 1F

電話番号:03-5388-9333

営業時間:[水~日] 11:30~14:30(L.O14:00)

(都合によりしばらくランチ営業のみとなります)

定休日:毎週月・火・金曜

※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、来店前にTwitterを必ずご確認ください

公式Twitter:https://twitter.com/ichifuku1030

[All Photos by Kaori Simon]

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