神戸山口組は有力団体の解散続出 六代目山口組は拠点変えか? 警察当局思うツボ…

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 特定抗争指定暴力団「六代目山口組」と対立する「神戸山口組」の有力団体に解散の動きが出ていることが捜査関係者への取材でわかりました。これら「2つの山口組」の構成員の数は神戸山口組の約1,700人に対し六代目山口組はその2.5倍を超える約4,400人で、捜査幹部は形成の逆転はあり得ないとみています。

「2つの山口組」の動向を注視する兵庫県警本部(神戸市中央区)

 こうしたなか神戸山口組では大阪と東京の有力団体に解散の動きが出ており、資金源の乏しさに加え特定抗争指定暴力団となり活動が制限されたことが大きな打撃につながったとみられます。暴力団情勢に詳しい弁護士は次のように指摘します。

「神戸山口組は中核団体『山健組』の中田浩司組長が逮捕され、求心力の低下が懸念される。さらに特定抗争指定暴力団となり活動が制約され『返し(=報復)』ができない状況にある。抗争が激化したあとは法律の網によって自滅の道を歩む、弱体化する可能性もある」

 一方、六代目山口組も今回の指定で事実上の活動拠点を神戸から本家がある愛知へ移したという情報もあり、神戸山口組から組員の引き抜きや解散、幹部の引退を迫っているとみられ切り崩し工作は今後も続く可能性があります。(ラジオ関西ニュース)