「ワンチーム」で躍進する区政を

©株式会社VOTE FOR

杉並区長 田中 良

新年あけましておめでとうございます。東京2020オリンピック・パラリンピックイヤーの幕開けに、胸を躍らせている方も多いのではないでしょうか。

さて、昨年は、日本でラグビーワールドカップが開催され、日本代表チームのベスト8進出に日本中が大いに沸き立ちました。主将のリーチマイケル選手によると、ベスト8にわずかに届かなかった前回大会終了後、あらためて選手全員でベスト8進出という目標と、それを達成するための戦略・戦術を共有し、4年間にわたるハードな練習に耐えてきたということです。そのような積み重ねがあって、今大会では、選手一人一人がチームのためにおのおのの役割を全うしたことが大躍進につながったのだと思います。これはまさに、日本代表チームのスローガンである「ワンチーム」を体現した結果と言えるでしょう。

私は、この「ワンチーム」の精神は、区政運営にも相通ずるものがあると考えています。現在、区では、令和3年度までを期間とする基本構想の目標実現に向けた取り組みを進めていますが、これは、区と区民、区議会、関係団体等が目標を共有して、おのおのが役割を担い、協力・連携して取り組んでこそ達成されるものです。全庁的な緊急対策本部を設置し、区議会、地域住民、保育事業者等の協力・連携のもとに達成した保育の「待機児童ゼロ」は、まさにその典型といえます。

区政の将来を展望すると、保育需要への対応をはじめとした子育て支援の充実、超高齢社会の進展を見据えた介護サービスの充実や健康づくりの推進、首都直下地震などの大規模災害に備えた自助・共助・公助の強化など、課題は枚挙にいとまがありません。これらの課題に対応していくため、今年は、現・基本構想の実現に向けて取り組みを加速させる一方で、令和4年度からの新たな基本構想の策定作業にも着手する予定です。

そのような令和2年の年頭にあたり、区民、区議会、関係団体等の皆さまと「ワンチーム」となって区政運営に臨み、区政を大きく躍進させる一年にしていきたいと決意を新たにしています。今年もどうぞよろしくお願いいたします。