【海外キック】中国でボクシング世界戦と同時興行、レベルス王者の吉田英司が参戦

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吉田(右)は昨年10月に両者流血の激闘を制しレベルス王者となった

 米ボクシングプロモーションのトップランク社と中国の上海を拠点とするスポーツマーケティング会社SECA(盛力世家)が共同プロモートで『SUPER BOUT~超級晩~』を中国海南省で2月1日、2日と開催する。

 1日はキック部門、2日はボクシング部門が行われ、18年10月に格闘技団体の『ONE Championship』でボクシングWBC世界戦が行われたが、今回もボクシングの世界戦が行われることが決定しており、世界でも珍しいボクシングとキックの同時興行となる。

19年10月の決勝で吉田(左)は津崎と流血戦となった

 1日のキック部門にはREBELS-RED(肘あり)スーパーウェルター級王者の吉田英司(28=クロスポイント吉祥寺)が出場することが決定した。
 吉田は17年6月のK-1アマチュア全日本大会(チャレンジAクラス -70kg)で優勝、18年11月のKrushでKO勝利すると、昨年T-98(たくや/クロスポイント吉祥寺)が王座を返上したことで、2月から始まったREBELS-MUAYTHAI(現REBELS-RED)スーパーウェルター級王座決定トーナメントに参戦。10月の決勝戦で津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)とヒジ打ちなどで互いに流血戦の激闘となるも判定で退け優勝、念願のレベルス のベルトを獲得した。

 吉田はスーパーウェルター(69.85 kg)でありながら身長186cmの長身を生かし、蹴って良し、打って良しのオールラウンダータイプ。

2日のボクシングセミファイナルでは伊藤雅雪が無敗の相手に世界前哨戦を行う

 対するは『武林風』や『EM Legend』など中国のキックボクシングの大会を主戦場にするハン・フェイロン(25=中国)。身長180cmで、戦績は33戦29勝(10KO)。動画を見る限り止まらない連打から胴回し回転蹴りなどを出すアグレッシブファイター。18年8月には中国成都市で行われた『EM Legend』で初代Muay Thai Openスーパー・ウェルター級王者のTOMOYUKIを判定で下している。

 なお、翌日(2日)に開催されるボクシングではセミファイナルにスーパーフェザー級10回戦で前WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(28=横浜光)がWBO世界ライト級15位のヤン・ヨンキアン(27=中国)と対戦する。

伊藤雅雪が再起戦で右ストレートでKO勝利=19年9月

 伊藤は19年5月に2度目の防衛戦でジャメル・ヘリング(アメリカ)に敗れて王座陥落。再び世界を目指すべく9月の再起戦で6RにTKO勝利を飾った。対するヤンは13戦(10KO)無敗の強豪。これに勝てば世界戦が見えてくるだけに相手のホームであるが何としても勝ちたいところだ。

 メインではWBC、WBO世界スパーライト級統一王者のホセ・カルロス・ラミレス(27=アメリカ)が元WBC世界スーパーライト級王者のビクトル・ポストル(35=ウクライナ)を迎え『WBC、WBO世界スーパーライトタイトルマッチ』が行われる。

▼吉田の相手ハン・フェイロン(左)の動画