習氏来日時に新政治文書を発表

地域安定へ日中の「責任」明記

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2008年5月、共同文書に署名後、交換する中国の胡錦濤国家主席(左)と福田首相=首相官邸

 日中両政府は、両国関係を新たに規定する重要文書「第5の政治文書」を作成し、今春に予定する習近平国家主席の国賓訪日時に発表する方針を固めた。昨年12月、安倍晋三首相と習氏が北京で会談した際に方向性を確認した。13日にも外務省の秋葉剛男事務次官が訪中し、内容に関する協議に着手。東アジアを含む世界の平和や安定に向け日中双方が果たすべき「責任」があると明記する方向だ。複数の関係筋が9日、明らかにした。

 第5の文書は、1972年の共同声明、78年の平和友好条約など四つの重要文書に続き日中関係の今後の10年、20年の在り方を示す。