五島うどんを投函! 袋状のポストカードに密封

五島あすなろ会「販路拡大につなげたい」

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五島あすなろ会の土岐理事長が開発したポストカード。袋状になっていて、平らにした五島うどんが入っている=五島市籠淵町

 五島うどんをポストに投函(とうかん)-。長崎県五島市のNPO法人五島あすなろ会(土岐寛志理事長)が、特産の五島うどん入りポストカードを開発した。切手を貼れば全国に郵送できる。土産品として観光客に発送してもらうことで、同会が製造したうどんや五島の魅力を全国にPRする狙い。パッケージのデザインは自由に変えられ、個人や企業向けのオリジナル商品にも応用できないか模索している。
 同会は、就労継続支援B型事業所として、市内で五島うどんの製麺所やうどん店などを展開。商品の島外セールスが課題だったが、土岐理事長が山形県に同様の方法で米を郵送するサービスがあると知り、同会でもおいしさを知ってもらう“営業ツール”として活用できると考えた。
 ポストカードは袋状で、乾麺80グラムを密封。10日から同会の製麺所直営うどん店「ばらもん亭」(籠淵町)で1通280円で販売する。郵送する際は140円切手が必要になる。詳しいゆで方や食べ方は、QRコードで同会ホームページに誘導して紹介する。
 デザインや印刷も同会で手掛けており、現在は市内のアマチュアカメラマンが撮影した五島の景色を載せている。将来的に、観光客が旅先で撮った記念写真などを印刷し、オリジナルのポストカードを作るサービスを始めたい考え。企業のノベルティグッズなどとしても販売できないか検討している。
 土岐理事長は「五島うどんの販路拡大につなげたい。お茶などの特産品も入れられれば、五島全体のPRにもなるので、市や郵便局などとも連携していきたい」と意気込む。

販売中のポストカードには、五島市のアマチュアカメラマンが撮影した島の風景を印刷。手書きでメッセージも書ける