長崎港内に現れたイルカの群れ 珍しい“来客”に市民ら関心

(長崎海上保安部の職員 提供)

 9日午前8時15分ごろ、長崎港内に約50頭のイルカの群れが出現。遊泳する姿を長崎海上保安部の職員が撮影した。
 イルカの生態を研究している長崎大の天野雅男教授(57)によると、泳いでいたのは「ハンドウイルカ」。長崎海保によると、港内に群れで入ってくるのは珍しいという。理由は不明。「何かいるか?」と迷いこんだのだろうか。
 イルカは午前9時ごろ、女神大橋の下をくぐって港の外に泳いでいったとのこと。また長崎港に戻ってくる可能性もあり、「きょうはどこにいるか?」としばらく市民の関心を集めそう。

 


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