中村知事ら欧州訪問へ 19日から 教皇来崎のお礼

 長崎県は9日、中村法道知事ら長崎県関係者が19~24日の日程で、欧州のバチカンとパリを訪問すると発表した。ローマ教皇フランシスコ来崎や「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録支持について、関係者らに現地で感謝の意を伝える。
 訪問団として団長の中村知事や瀬川光之県議会議長、長崎市の高宮茂隆副市長、佐藤正洋市議会議長ら計14人が参加。
 一行は20日にパリでユネスコ日本政府代表部などを訪ねた後、同市内のホテルで長崎県をPRするパネル展示や、ノートルダム大聖堂修復支援募金の贈呈式を行う。21日はバチカンを訪ね、世界遺産を担当するローマ法王庁文化評議会議長と会談。22日には教皇が姿を見せる一般謁見(えっけん)に参列する予定。

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