「離島における観光型MaaS」ドコモ・アイサンら三河湾の日間賀島で実証

NTTドコモ、アイサンテクノロジーら7社1大学は、日間賀島(愛知県知多郡南知多町)で「離島における観光型MaaSによる移動」をテーマとした自動運転の実証実験を実施すると発表した。

■実証実験のスケジュールや参画企業

1. 実証日程:2020年1月25日(土)から1月27日(月)まで

2. 事業実施体制:(株)NTTドコモを核とする共同体で事業実施【7社・1大学】

(株)NTTドコモ、岡谷鋼機(株)※1、損害保険ジャパン日本興亜(株)※1 (株)ティアフォー※1、名古屋鉄道(株)、日本信号(株)、国立大学法人名古屋大学、アイサンテクノロジー(株)

3. 協力団体・企業:南知多町、(一社)日間賀島観光協会、日間賀島漁業協同組合、名鉄バス(株)、名鉄海上観光船(株)、(株)メイテツコム、名鉄EIエンジニア(株)、埼玉工業大学

■実証実験のルートや車両仕様

1. ルート等詳細 高速船の発着点の一つである西港を起点とした外周道路で実施

2. 車両概要

車両名 リエッセII

[仕様]

・市販の日野リエッセⅡに自動運転システムAutowareを搭載

・最大乗車人員24名(試乗者は12名)

[特徴]

・天井にLidar(センサー)を装備

・自動運転システム「Autoware※3」と事前に取得する「高精度3Dマップ」を使用して走行する。

プレスリリースを発表したアイサンテクノロジーによると、同実証実験は将来の自動運転サービスによる輸送の実現を見据え、自動運転車両(マイクロバス)には、路線バス等の運行を担う大型自動車第二種免許の保有者が運転席に乗車、監視する形で運行するとのこと。

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