ドイツ製入浴剤のすすめ!バスオイルで冬を乗り切ろう ドイツのバスアイテムは、オーガニック×安い×質が高いの3拍子が揃う

クナイプのバスオイル

クナイプといえば「バスソルト」が人気だが、今回紹介するのは日本で未発売の「バスオイル」。「腰痛・肩こりに」「関節・筋肉の疲れに」「リラックス用」など、自分の気分や症状に合わせて選ぶことができる。

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BRAND INFO

Kneipp GmbH
創業年: 1891年
創業場所: ヴュルツブルク
創業者: セバスチャン・クナイプ、レオナルド・オーバーホイザー
https://www.kneipp.com/de_de/(ドイツ)
http://www.kneipp.jp(日本)

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ドイツの冬に毎年経験する、骨身に染みるような寒さ。そんな夜は、家に帰ったら湯船に浸かって1日の疲れを癒したい……という方も多いかもしれない。ドイツではシャワー文化が当たり前かと思いきや、実はバスソルトやバスオイルなどの入浴剤がとても充実している。「Kneipp(クナイプ)」は、そんな数ある入浴剤メーカーのなかでもドイツでシェアナンバー1を誇るハーバルブランドだ。

創業者の1人であるセバスチャン・クナイプは、1821年ドイツ生まれの神父・自然療法士。彼が自然療法に注目したきっかけは、25歳の時に患った肺結核だった。

病に倒れたクナイプは、「水の力」を治療に使うことを考え、自らドナウ川に浸かるなどの実験をし、ついには自然の力で病気を治してしまった。彼はその後も水療法や薬草療法の研究を続け、自然の恵みを用いて人間の治癒力を最大限に高める、独自の健康法を確立。「自然はすべてを与えてくれる」という哲学のもと、人々の健康や幸せのために尽力した。

クナイプは晩年、彼と同じ信念を抱く友人で薬剤師のオーバーホイザーに、それまでの研究をもとにした製品の製造と販売を許可。1891 年にクナイプ社が誕生した。

クナイプの理念は今日まで受け継がれ、植物成分や天然素材にこだわった製品は、私たちの日々に癒しを与えてくれる。冬の寒さが苦手なパートナーへ「何でもない日の贈りもの」としてプレゼントすれば、2人の心と身体はきっと温まる。

© ドイツニュースダイジェスト