ボールに触れて、走って 楽しくテニスを学ぼう

「WATC(Westchester Avenue Tennis Club)プログラム」は、テニス初心者から上級者までを、親切、丁寧に指導する、ウェストチェスターのテニス教室。全米プロテニス協会(USPTA)の公認指導員資格を持つ、知花泰三さんと、テニス歴47年で過去に全日本学生選手権にも出場経験を持つ、綛谷(かせたに)昌生さんが主催する。

初心者クラスに通う生徒は、スポーツ経験の浅い子供が多く、ボールに触れる楽しさから基本を学んでいく。

また、年齢、経験値によって、各クラスで使用するボールも、レッド、オレンジ、グリーン、イエローと変わり、それぞれのレベルに合わせたクラス分けを行っている。

現在は、子供から大人まで50人以上の生徒が通っている

レッスン時間に集合した生徒たちが最初に行うのは、コートの周りを走ること。その後、ボールに触れる前にコートに広がって、反復横跳びやジャンプなど、準備運動をしっかり行う。「子供たちに、まず基礎体力を付けること、運動に慣れてもらうところから取り組んでいます」と知花さん。

体がほぐれてきたところで、各自ラケットを手に分かれボールを交互に打ち合う。「飛んでくるボールをしっかり見ながら、打ちましょう」と、指導する綛谷さん。まだボールに慣れていない低学年の生徒には、知花さんと綛谷さんがそれぞれ個別に、やさしく指導をしていく。

いくつかのパートが終わると、最後は全員でボールを拾い、片付け開始。「道具の準備から後片付けまでがレッスンです。生徒たちが自ら率先して動けるようになることが大切です」と知花さん。「テニスボールに触れる楽しさだけでなく、団体行動の基本的なルールも身に付けてほしいですね」と、綛谷さん。

テニスを通じて、友達作りやスポーツの楽しさを学ぶ

7歳と9歳の2人の娘を通わせる奥村恵さんは、「サマーキャンプへの参加がきっかけで通い始めました。毎週ウキウキ楽しそうに通っているので、子供たちには今後も続けて欲しいと思っています」とにっこり。

12歳と9歳の息子が参加している多田宣子さんは、「通い始めて1年くらい経ち、今は週2回通っています。学区の違う子供たちとの交流で、新しい友達も増えて喜んでいます。きちんと一つ、何かを習い続けることが、子供にとってもプラスになるので、これからも頑張ってほしいです」と話した。

息子が5年通っているという、頼広(よりひろ)陽子さんは、「団体行動の大切さや規律を守るなど、テニスを通じて基本的なマナーを身に付けられるのがいいですね。コーチも丁寧に教えてくださるので、ありがたいです」と、ほほ笑んだ。

「まずはボールに触れて、スポーツを楽しんでもらうところから始めています。その中で、あいさつや片付けなど、一般的な規律を身に付けて成長してほしいですね」と、笑顔で語った。

ボールに慣れていない生徒にも、一人一人丁寧に教えるコーチ陣

今週のコーチ (右)知花泰三さん (左)綛谷昌生さん

この教室を始めて5年になります。週末は本格的にテニスを学ぶ生徒を、曜日によって異なるクラスでは子供から大人までを指導しています。その他、夏はサマーキャンプなど、特別プログラムも実施しています。年齢を問わず、テニスに興味のある人であれば、どなたでも歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

WATC Program

レッスンは、ヒルトンウェストチェスターの室内コートで開催。 無料のレベルチェックも行っている。 【問い合わせ】 watcprogram@gmail.com(知花) peraichi.com/landing_pages/view/ku8ia facebook: WATC-Program-341209433275575

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