宮崎市のJA宮崎中央家畜市場で10日、県内のトップを切って子牛の初競りが始まった。初日の平均価格は77万1311円と昨年より3万円ほど下がったが、肥育農家は「まだまだ高い」と悲鳴を上げる。消費税増税による需要の落ち込みのほか、環太平洋連携協定(TPP)発効などで安価な外国産が市場に出回り始めた影響もあり、枝肉価格は下落傾向。肥育農家は「海外産との競争がますます激しくなれば生き残れない」と危機感を強めている。
「子牛高い」肥育農家悲鳴 県内トップ JA宮崎中央で初競り
- Published
- 2020/01/11 06:03 (JST)