水中に「泣く子はいねがー」 シーパラに なまはげダイバー登場

大水槽の中で魚に餌をやる「なまはげダイバー」=横浜・八景島シーパラダイス

 横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)は11日から、「男鹿水族館GAO」(秋田県男鹿市)とのコラボレーション企画「こでられね~秋田大集合2020」を開催する。ユネスコ無形文化遺産「男鹿のなまはげ」に扮(ふん)したダイバーが初登場し、水槽内で餌やりを行う。

 「なまはげダイバー」は、地元のGAOでも年末年始など限定の餌やりショー。シーパラの水族館「アクアミュージアム」内の大水槽で1日2回披露する。

 10日には、5万尾のイワシ、エイ、アジが暮らす高さ8メートルの水槽で、ダイバーが餌やりをする様子を報道向けに公開。居合わせた来場者は、ダイバーの動きに合わせてイワシの大群が左右に揺れる様子に歓声を上げた。横浜市都筑区から母親(32)と訪れた空ちゃん(3)は「大きな魚と一緒に泳ぎながら餌をあげていて、すごかった」と目を丸くしていた。

 毎冬恒例の企画で16回目。今回は13日までの3日間限定。餌やりは午前11時、午後4時からで約4分間。きりたんぽや横手やきそばなど秋田のご当地グルメを味わえる物産展も開かれる。問い合わせは、八景島シーパラダイス 電話045(788)8888。

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