V・ファーレン長崎は10日、MF黒木聖仁（30）が退団することを発表した。黒木はクラブを通じて「自ら退団を決めた。（次の）チームは決まっていないが、海外を含めて模索中」とコメントしている。
宮崎県出身で日章学園高（宮崎）からC大阪に入団。2014年に期限付きでV長崎へ加入し、その後、甲府を経て18年にチームへ戻った。19年は主将を務め、J2リーグ、カップ戦計18試合に出場。V長崎での4年間を振り返り「試合に出られない日々も、ずっと応援してくれたファンのみなさん、息子のようにかわいがってくれたみなさん、ありがとうございました」と感謝した。
また、DF鹿山拓真（23）＝長崎南山高出身＝と2020年シーズンの契約を更新したことも発表。ルーキーイヤーの19年はカップ戦計15試合に出場した。「大好きな地元、長崎をもっと盛り上げたいと強く思っている」と意気込んでいる。
