越冬オシドリ、真冬の熱愛 甲佐町・緑川

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日陰で羽休めする色鮮やかな雄のオシドリと、灰色の雌のオシドリ=10日午後、甲佐町の緑川

 越冬のため飛来したオシドリが、今年も県内の河川で羽休めしている。晴天に恵まれた10日、甲佐町の緑川では、つがいで優雅に泳いだり、雄が羽を広げて雌に求愛したりする姿が見られた。

 体長約45センチ。灰色で目立たない雌に対して、雄は後頭部に伸びる鮮やかな飾り羽が特徴。県内では例年秋ごろ、緑川のほか球磨川や菊池川などの上流に群れで訪れる。

 北へ戻るのは3月ごろ。県野鳥の会副支部長の山本和紀さん(72)は「警戒心が強いので、驚かさないように離れて観察してほしい」と呼び掛けている。(上杉勇太)

(2020年1月11日付 熊本日日新聞朝刊掲載)