河北抄(1/11):正月に出身高校の部活動で初練習を行うとい…

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 正月に出身高校の部活動で初練習を行うという。あいさつを兼ねて久しぶりに体育館の扉を開けた。ほそぼそとやっているかと思いきや、現役の生徒30人とOBら40人が幾つかのコートに分かれ、広い体育館を使い切って激しい交流試合を演じている。

 トレーニングウエアのおしゃれなこと。オレンジや赤、黄緑の靴がきゅっきゅっと音を立てている。卒業生の顔ぶれは20代から60代まで。小さな子どもを座らせ、いいところを見せるパパもいた。

 「昔のユニホームは白一色だった。違う学校を見ているようだ」と先輩はつぶやく。もうお気付きでしょう。部活の種目はバドミントン。話題の選手がいて、東京五輪でメダルを狙えるとなると、こうも変わるものだろうか。

 現役生は陽気に言う。「子どもの頃、テレビに映ったのは野球とサッカー、バスケットボール…。いまはバドミントン特集が組まれるほどです」。ラケットを手放して数十年、居場所はなかったけれど、春には多くの新入部員を迎えそう。また見学するとしよう。