楽天ドラ1小深田、打撃と守備はどっちが好き? 指揮官の問いかけに「バッティングが好き」

楽天のドラフト1位・小深田大翔【写真:高橋昌江】

三木監督からは「バッティングと守備、どっちが好き?」

 楽天の新人合同自主トレが11日、楽天生命パーク宮城の室内練習場で始まった。ドラフト1位ルーキー・小深田大翔内野手は「どの部分でもアピールしていけるようにやっていこうと思います」と気を引き締めた。

 6日の入寮後も練習を続けてきたが、この日から新人合同自主トレがスタート。三木肇監督やコーチ陣が見つめ、報道陣も多数いる中での練習に「全然、雰囲気が違い、緊張感がある中で練習することができました」と振り返った。練習の合間には三木監督から声をかけられ、「バッティングと守備、どっちが好き?」と聞かれたと明かし、「バッティングの方が好きです」と答えたという。

 楽天の新人合同自主トレで恒例となっているのが「20メートルシャトルラン」。足のスピードが持ち味だが、「走るのはあまり好きではないんですけど、苦手ではない」と持久力も見せつけ、118回を記録。「予想通りきつかった。100回を超えてから気持ちでいけるところまで走りました」と息を吐いた。

 即戦力として期待されていることも承知の上。「開幕からスタメンで出られるように活躍し、その先で新人王を取れるように頑張っていきたいと思います」と力強い。そのためにも1月にしっかりと体を作り、キャンプに備える。(高橋昌江 / Masae Takahashi)

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