海自艦、2月の中東出航へ準備

緊迫情勢下の長期派遣

©一般社団法人共同通信社

P3C哨戒機の出発式で隊員を見送る河野防衛相(右から4人目)=11日、那覇市の那覇航空基地

 政府は中東海域への海上自衛隊P3C哨戒機の出発を受け、2月2日の護衛艦「たかなみ」の出航に向けて準備を急ぐ。2月下旬には哨戒機と護衛艦双方(約260人規模)による長期の情報収集態勢を整える考えだ。米国とイランによる対立がなお続き、現地の緊迫した情勢は変わっていない。河野太郎防衛相は「(中東派遣では)万全な態勢ができている」と強調するが、偶発的衝突に巻き込まれるリスクをはらんでいる。

 横須賀基地を拠点とするたかなみは、哨戒ヘリコプターを搭載できる。アフリカ東部ソマリア沖アデン湾での海賊対処活動に従事した経験があるほか、外国海軍との訓練も重ねてきた。