鷹ドラ5柳町、慶大卒業に向け文武両道 パソコン持参で「テストに向け準備している」

ソフトバンクのドラ5・柳町達【写真:藤浦一都】

年下の同期・小林の球を受け驚き「さすが150キロ投げるというだけの球の強さを感じた」

 ソフトバンクの新人合同自主トレが11日、スタート。慶大出身のドラフト5位・柳町達外野手は卒業に向けパソコン持参でテスト勉強に励んでいることを明かした。

 新人合同自主トレの初日を「同期のみんなと初めて練習できたし、いい雰囲気でやれてよかったと思います」と振り返った柳町。トレーニングの内容は「今までやってきたのもあって特別感はなかった」としながらも「ファンや報道陣がいる前での練習にプロを感じた」と語った。

 キャッチボールでは支配下新人で唯一の高校生である小林と組んだが「さすが150キロ投げるというだけの球の強さを感じた」と感心。育成を含めた他の同期についても「みんな一芸のある選手」と語りつつ「僕はバッティングをメインにやっていくので対応力でアピールしたい」と意欲を示した。

 合同自主トレが始まったとはいえ、まだ慶応大学在学の身。選手寮にもパソコンを持参し「テストに向けて大学の友人の助けを借りながら準備している」という。晴れて卒業するまでは、もう少し文武両道の努力が続きそうだ。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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