トリニータ、新体制で初練習「レベルアップへ集中」【大分県】

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新シーズンに向けて始動した大分の選手たち=大分市の県サッカー協会スポーツ公園
初練習に訪れた大勢のサポーター

 サッカーJ1の大分トリニータは11日、2020年シーズンに向けて始動した。選手は県サッカー協会スポーツ公園(大分市)で初練習に臨み、5季目の指揮を執る片野坂知宏監督の下、2年連続のJ1で「勝ち点55、6位以内」を目指す戦いがスタートした。

 午前中に別府市内で必勝祈願をした後、午後からクラブハウスでのミーティングを経て初練習に入った。最初にグラウンドで円陣を組み、片野坂監督が「コンディションを見極めてレベルアップしていけるように集中してトレーニングしていこう」と呼び掛けた。

 選手たちはストレッチを織り交ぜたランニングなどで体を温め、パスをつないでボールを保持する練習では、激しく身体をぶつけ合う場面も。初日とは思えない気合の入った雰囲気で1時間ほど汗を流した。

 動きを見守った片野坂監督は「オフにいい準備をしてくれた。集中力が高く、いい練習ができたと思う」と評価。今季リーグ開幕戦(2月22日)で対戦するC大阪とは昨季リーグ戦1分け1敗で無得点だっただけに、勝利のため「(C大阪の)ロティーナ監督から得点できるよう準備をしていきたい」と意気込んだ。

 この日は千人近いサポーターが駆け付け、今季初練習を見守った。昨季J3の群馬から加入したFW高沢優也は「びっくりするくらいサポーターが来ていた。自分としてはうれしいし、ありがたい。大分は人も土地も温かいところだと感じた」と話した。

〇別府市の神社で今季必勝祈願

 新体制での始動に合わせて、選手とスタッフは11日午前、チームマスコット「ニータン」の〝生誕地〟とされる別府市の八幡竈門神社で、今季の必勝を祈願した。

 コンディション不良の選手を除く29選手とスタッフら16人が参拝。大分フットボールクラブの榎徹社長、片野坂知宏監督、選手代表の鈴木義宜、ニータンが玉串をささげ、訪れた約300人のサポーターとともに願った。

 おみくじを引いて小吉だった片野坂監督は「いよいよ今シーズンが始まり、身が引き締まる思い。小吉を大吉にできるようにやっていきたい」と話した。