田中、前田、秋山のMLB勢、坂本や柳田はNPBの顔 “ハンカチ世代”の主な現役選手は?

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ドジャース・前田健太、ヤンキース・田中将大、レッズ・秋山翔吾(左から)【写真:Getty Images】

田中はヤンキースで6年連続2桁勝利、秋山は今オフにレッズと3年契約を結んだ

 1988年度生まれの世代は、 プロ野球ファンにとっては印象的な世代だろう。早実高時代に“ハンカチ王子”として注目を浴びた日本ハムの斎藤佑樹投手や、ヤンキースで活躍する田中将大投手ら多くのビッグネームが揃っている。今年は新たに1選手がMLB入りを果たした“ハンカチ世代”の今を見ていきたい。

○田中将大投手(ヤンキース)1988年11月1日生まれ
 駒大苫小牧高から2006年高校生ドラフト1巡目で楽天入り。ポスティングシステムを利用し、2014年にヤンキースと7年契約を結んだ。昨季は32試合に登板し、入団から6年連続2桁勝利となる11勝9敗、防御率4.45をマーク。またプレーオフでは2017年以降、5勝2敗、防御率1.53と安定した強さを見せて称賛されている。7年契約最終年の今季は、これまで果たせなかったワールドシリーズ進出と世界一を達成できるか。

○前田健太投手(ドジャース)1988年4月11日生まれ
 PL学園高から2006年高校生ドラフト1巡目で広島入り。ポスティングシステムを利用して2016年ドジャースに移籍した。メジャー4年目の昨季は先発としてスタートし、夏場に配置転換されて救援に。37試合に登板して10勝8敗、3セーブ、防御率4.04の成績を残した。ポストシーズンでも救援で4試合無失点と活躍した。今季は、悲願のチャンピオンリングを手にできるか。

○秋山翔吾外野手(レッズ)1988年4月16日生まれ
 横浜創学館高から八戸大(現八戸学院大)に進学。2010年ドラフト3位で西武に入団した。入団5年目の15年にNPBシーズン最多安打記録の216安打をマーク。昨季まで最多安打のタイトルを4度獲得し、17年には首位打者も手にした。ベストナイン4度、ゴールデングラブ賞6度。守備の名手でもある。オフには海外FA権を行使し、3年総額2100万ドル(約23億円)でレッズと契約を結んだ。

○坂本勇人内野手(巨人)1988年12月14日生まれ
 光星学院(現八戸学院光星)から2006年高校生ドラフト1巡目で巨人入団。入団2年目の08年に遊撃のレギュラーをつかみ、12年に最多安打、16年に首位打者のタイトルを獲得した。昨季はキャリアハイの40本塁打、94打点をマークして5年ぶりリーグ優勝に貢献。シーズンMVPにも輝いた。ベストナイン5度、ゴールデングラブ賞3度。球史に残る遊撃手となった坂本は通算1884安打をマークしており、順調なら今季中に2000安打達成となる。

“ハンカチ王子”斎藤は今季日本ハムで10年目のシーズンを迎える

○斎藤佑樹投手(日本ハム)1988年6月6日生まれ
 2006年夏の甲子園決勝では駒大苫小牧の田中将大に投げ勝って全国制覇。“ハンカチ王子”と呼ばれ大人気となった。早大でも通算31勝の実績を残して2010年ドラフト1位で日本ハムに入団。1年目は6勝、開幕投手を務めた2年目は5勝を挙げるも、3年目からは低迷。昨季は11試合登板で21回を投げて0勝2敗、防御率4.71。2年連続未勝利に終わった。節目の10年目。昨年の大晦日に結婚を発表した右腕は再び輝きを放てるか。

○柳田悠岐外野手(ソフトバンク)1988年10月9日生まれ
 広島商から広島経済大に進学。2010年ドラフト2位でソフトバンクに入団した。15年に打率.363、34本塁打、32盗塁でトリプルスリーを達成し、MVPも受賞した。首位打者に2度、最高出塁率に4度輝き、ベストナインとゴールデングラブ賞には4度ずつ選出されている。昨季は4月に左ひざ裏の肉離れを発症し、約4か月間離脱。38試合出場にとどまった。今オフに7年契約を結んだ。

○大野雄大投手(中日)1988年9月26日生まれ
 京都外大西高から佛教大を経て2010年ドラフト1位で中日入団。13年から3年連2桁勝利を挙げるも、一昨年は未勝利に終わった。しかし昨季はエースとして復活。25試合に登板して9勝8敗とし、防御率2.58で初のタイトルを獲得。9月14日の阪神戦では史上81人目となるノーヒットノーランを達成した。今季は5年ぶりの2桁勝利を挙げ、チームをAクラスに押し上げたい。

○福田秀平外野手(ロッテ)1989年2月10日生まれ
 多摩大聖ヶ丘高から2006年高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに入団。2017、18年に100試合以上に出場した。昨季は脇腹の故障などで離脱する次期もあったが80試合に出場し、183打席でキャリア最多となる9本塁打を放ち、オフにFA宣言。数球団が争奪戦を繰り広げた結果、ロッテ移籍を決断した。

○その他、主な1988年4月~89年3月生まれの同級生選手
・澤村拓一(巨)
・宮崎敏郎(De)
・松永昂大(ロ)
・石川歩(ロ)
・梶谷隆幸(De)
・吉川光夫(日)(Full-Count編集部)