大学生協のレジ袋有料化で独自基金、環境活動に活用 千葉大学

千葉大学環境ISO学生委員会は、千葉大生協でのレジ袋の有料化による「レジぶー基金」を使って、学内に向けたさまざまな環境活動を展開している。今回、学生がデザインしたオリジナルのエコバッグを、2020年1月7日から千葉大学生協にて割引販売している。

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千葉大学環境ISO学生委員会とは、千葉大学において学生主体で環境活動を行う学生団体である。2003年の発足以降、毎年約200名の学生が所属し、環境負荷削減の意識啓発活動や小中学校幼稚園への環境教育活動、エコグッズの作成など幅広く活動している。近年ではSDGsの達成を目指し、企業と連携したプロジェクトにも取り組んでおり、これまでの活動は高く評価され様々な賞も受賞している。千葉大学では環境ISO学生委員会の発案で、2006年以降大学生協においてレジ袋を有料化し、1枚5円で販売している。現在、年間100万人以上が利用する千葉大生協の物販店舗におけるレジ袋の購入は年間7000名程度で、平均購入率は0.5%未満となっている。これまで、この活動による利益を「レジぶー基金」として利用し、オリジナルエコグッズの割引販売や、太陽光によるイルミネーション、プランター設置による緑化などさまざまな環境活動を実施してきた。今回は原価700円のエコバッグを、学生にも買いやすい価格200円で販売する。エコバッグは千葉大生協のほか、2020年3月1日に西千葉キャンパスで開催する環境イベント「Chiba Winter Fes 2020」でも販売する予定だという。参考:

【PR TIMES】レジ袋有料化に伴う千葉大独自の基金で学生が企画したエコバッグを割引販売

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