石綿被害、補償法前でも労災認定

死亡の元公務員、大阪

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 地方公務員災害補償法の施行前に大阪府内の市役所で水道事業に携わり、アスベスト(石綿)による悪性胸膜中皮腫で死亡した元公務員の男性について、労働基準監督署が労災と認めていたことが12日、遺族を支援した患者団体「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」(東京)への取材で分かった。

 団体は「石綿にさらされた時期が(1967年の)補償法施行前でも、労災認定されることが分かった社会的意義は大きい」としている。

 団体によると、男性は1960~63年、水道事業に従事。2013年に悪性胸膜中皮腫を発症し、72歳で亡くなった。