ミニ講座《その足の痛み…血管が原因かも?》

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足の痛みの原因は、筋肉や骨、神経、皮膚など多岐に渡ります。今回は足の血管が原因で痛みが生じる閉塞(そく)性動脈硬化症について説明します。
これは、主に足の動脈に動脈硬化が起こり、動脈が狭くなったり詰まったりして足への血流が不足する病気。最も典型的なのは、一定距離歩くと太ももやふくらはぎが痛くなり、休むと痛みが収まりますが、また歩くと痛みが出る間欠性跛行(かんけつせいはこう)という症状です。病気が進行すると皮膚の潰瘍(かいよう)や壊死(えし)を引き起こし、最悪の場合には足の切断が必要となることもあります。
この病気は、70歳以上の20%にみられるとも言われており、他の動脈疾患(心筋梗塞や脳卒中など)を併発する可能性も高いと言われています。手足の血圧を測定する比較的簡単な検査で調べることができるので、足の痛みがある人は循環器科などを受診し、検査を受けてみてはいかがでしょうか。

橋本 内科(循環器)医師