寒さや乾燥からお肌を守る方法
冬の寒さによる血行不良や空気の乾燥で、お肌の乾燥に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
目の周りや口の周りなどが乾燥し、化粧ノリも悪くなれば、気分も下がりますよね。
乾燥した状態が続けば、シワの原因にもなってしまいます。
そうならないために、現役CA・栄養士の神原がおすすめしたい美肌キープの方法を、スキンケア、食事。生活習慣の3つの視点でご紹介いたします。
1. スキンケア:クレンジング・洗顔の温度と時間に注意!
顔を洗う時はゴシゴシこすらずに、優しく行いましょう。
この時期冷たい水で洗顔をする方は少ないと思いますが、熱いお湯で洗うのも良くありません。
ぬるま湯がおすすめです。
クレンジングは、時間をかけすぎると皮膚の保湿成分が奪われてしまうので、気を付けてくださいね。
また、洗顔のお肌は、水分が蒸発し乾燥しやすい状態です。
なるべく早いうちに保湿するようにしましょう。
2. 食事:意外と見落としがち!?美肌に必要な栄養素
残念ながらスキンケアだけで美肌を保つのは限界があります。
食事にも気を付けて、内側からもアプローチしていきましょう。
そこで、ぜひ摂りたい栄養素がいくつかあります。
例えば、たんぱく質。
たんぱく質は肌細胞の材料となるので、毎回の食事でしっかりと摂りましょう。
美容を意識したサラダランチなるものがありますが、野菜ばかりのサラダだけではたんぱく質が不足しがちです。
トッピングにたまごやお肉などをのせると良いでしょう。
そのほか、皮膚を健康に保つビタミンAやビタミンB2、細胞の酸化を防ぐビタミンC、血行を促進するビタミンE、肌細胞の代謝に関わる亜鉛なども美肌に繋がる栄養素です。
太りたくないからと極端に脂質を減らすのはおすすめできません。
乾燥肌の原因になってしまいます。
とは言え、基本的には健康にも美容にも良いとされるのは、バランスの良い食事をとることです。
特定の栄養素ばかり摂ったり、摂らなかったりするのはやめましょう。
3. 生活習慣:毎日の積み重ねが美肌に繋がる!
体が冷えているからと言って、熱いお風呂に入ったり、長い時間湯船に浸かっていたりしませんか。
皮膚の保湿成分が流れ出て、お肌の乾燥に繋がってしまします。
お湯の温度は38~40℃にし、長時間の入浴は避けましょう。
また、冬だから紫外線対策は不要!というのは、間違いです。
夏よりは少なくなっていたとしても、冬でも紫外線量はゼロではありません。
特にウィンタースポーツをする人は要注意です。
紫外線によりお肌のバリア機能が低下すれば、乾燥を引き起こす可能性があります。
しっかりケアして美肌をキープ
内側・外側の両方からアプローチし、美しいお肌を保ちましょう。
参考になれば幸いです。