ウイリアムズF1、新シーズンに向けカナダロイヤル銀行との提携を発表

 ロキット・ウイリアムズ・レーシングは、2020年にカナダロイヤル銀行(RBC)と提携することで、新たにカナダのスポンサーをチームのパートナーのポートフォリオに追加することになった。

 ウイリアムズは近年でも最悪のシーズンとなった2019年を惨憺たる成績とともに終えたが、さらにPKNオーレンとユニリーバの『Rexona』ブランドのスポンサーシップを失い、財政面でも打撃を受けている。

 しかしながらウイリアムズは新年を迎えるにあたり、自チームの新ドライバーである24歳のニコラス・ラティフィの父親が所有するカナダの食料品企業『Sofina Foods』とのパートナーシップを拡大。また、イタリアの有名なコーヒー企業であるラバッツァとの契約も締結した。

 金曜日、ウイリアムズのカナダとの結びつきは、世界的金融機関であるカナダロイヤル銀行にまで拡大し、同行の企業ロゴはFW43のノーズやチームウエア、そしてラティフィとジョージ・ラッセルのレーシングスーツにも掲載されるという。

「2020年シーズンにRBCが私たちチームのパートナーとなることを嬉しく思います」とウイリアムズF1チーム副代表のクレア・ウイリアムズは語った。

「F1は世界を舞台にしたスポーツです。私たちは、あらゆるスポーツにおける若いアスリートの成功達成を熱心に支援している世界的金融機関と提携したことを、誇りに思っています」

 RBCのブランドマーケティング担当副社長を務めるマット・マクグリンは次のように述べている。

「若いアスリートと若さの可能性を解き放つことは、RBCの優先事項である。そしてこの提携関係によって、今春F1でデビューを飾る、才能あるカナダ人レーサーのニコラス・ラティフィを引き続き支援することが可能となった」

「2020年にロキット・ウイリアムズのパートナーたちと協業し、ニコラスを彼の母国から応援することを楽しみにしている」

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