いま日本中が見守っています(写真はイメージです)
フジテレビ『とくダネ』では13日、「悪性リンパ腫」を公表したフリーアナウンサーの笠井信輔氏の闘病生活の様子を放送しました。日々の体調の変化や髪が抜けたことなど、その過酷な闘病生活を明かした笠井氏に対し、視聴者からは「本当笠井アナ強い人だと思う」「笠井さん。ファイトです」といった声が寄せられています。
昨年12月27日には1度目の抗がん剤治療が終了した笠井氏ですが、新たな体調の変化として不眠や体重の激減などの症状がある事を報告。
さらに髪の毛が急にバサバサと抜け始めたことを明かし、目に見える形で現れた変化に『自分もがん患者なんだなっていうのをまじまじと感じた』と語っていました。
そして番組放送日である1月13日からは、2回目の抗がん剤治療が始まるそうで『不安がないと言えば嘘になりますが負けてはいられません。頑張ります』とコメントを寄せていました。
そんな笠井氏の闘病の様子に、視聴者からは、
「笠井さん。ファイトです」といった声をはじめ
「この人本当に凄いです。抜ける髪の毛とか見せたくないだろうに、体調が悪い時なんて喋りたくもないだろうに。回復して欲しいです」
「自分、元気で仕事出来てるだけ幸せなんだなって思った」
「笠井アナ、抗がん剤治療頑張ってる! 辛かったこと思い出すからチャンネル変えようとしたけどちゃんと見て応援しようと思った」
「本当強い人だな…って思う。私もがんと闘病中の身内がいるけど、人が見てるから元気に振る舞うってことも難しそうで、ご飯も食べられなくて、食べることが闘いって考える余裕もなく辛そうだから、本当笠井アナ強い人だと思う」
「笠井アナ頑張って。テレビであの笑顔を見れる日を待ってます」
といった多くの応援が寄せられていました。
また、12月30日に笠井氏の病室を訪れたという司会の小倉智昭氏は『ネットに闘病の様子などを上げていると、皆さんが応援してくれて励ましの言葉がたくさんあるんで本当に感謝してました。それと、とくダネを見て下さってる皆さんに「もう自分は番組をやめたにもかかわらず応援してくれてありがとうございます」と言ってました』と笠井氏の言葉を代弁し、『ちょっと髪の毛も抜けてきて、きつくなっていくのかなっていうのが正直な気持ちです。周りの人もいろいろ助けてはくれるけど、実際には一人で闘っていかなければいけないんで、乗り越えなくてはいけないことがたくさんあるんでね、つらいと思うんですよ』とコメントしていました。
映像では差し入れを美味しそうに食べていたり、病室に訪れた実母を笑顔で迎えていたりと明るく振舞っている場面も多く見受けられた笠井氏ですが、その裏では何倍もの不安や恐怖を抱えていることでしょう。これから2回目の抗がん剤治療がはじまるとのことで、一日も早い回復を祈るばかりです。(文◎絹田たぬき)