障害者37人が成人式 家族への感謝胸に飛躍誓う

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式典後、記念写真に納まる新成人ら=長崎市、もりまちハートセンター

 心身に障害のある人たちの成人式が13日、長崎市茂里町のもりまちハートセンターであり、新成人37人が家族らへの感謝を胸に新成人としての飛躍を誓った。
 市心身障害者団体連合会(松村正信会長)が開き47回目。家族や恩師ら約250人が出席して門出を祝った。松村会長はあいさつで、どんな困難にも負けず、諦めずに乗り越えるという意味がある「不撓不屈(ふとうふくつ)」の言葉を新成人へのメッセージとして贈った。
 新成人を代表し、長崎県雲仙市の福祉施設でジャガイモの袋詰めなどをしている伊藤麗さん(20)があいさつ。恩師や周囲で支えてくれた人たちへの感謝を伝え、「今までの支援に報いるように、さらに成長していきたい」と決意を述べた。
 先輩からのメッセージでは県物品管理室に勤める常田祐輝さん(29)が「目標を持って挑戦し、わくわくする人生を楽しんでもらいたい。挑戦しないで後悔しないように」と激励した。
 会場では「大きく成長してくれてありがとう」「真っすぐ人生を歩んでほしい」などの家族からのメッセージとともに新成人の幼少期からの写真もスクリーンに映し出され、参加者は時折涙を浮かべながら写真に見入っていた。