「上を向いて歩こう」に合わせ手話 西海市手をつなぐ育成会、設立から20年

「上を向いて歩こう」の曲に合わせて手話を披露する会員ら=西海市西海町、互隣の家

 長崎県西海市手をつなぐ育成会の「新年親子の集い」が11日、同市西海町の就労継続支援B型事業所「互隣の家」であり、障害者とその家族らが親睦を深めた。
 市内と長崎市外海町の会員、来賓ら約140人が出席。平野直幸理事長は「設立から20年を迎える。互いの人格と個性を尊重し、共生できる社会の実現に向け、これからも考えていきたい」とあいさつした。
 会員がグループごとに歌や踊りなどを披露。西海・西彼地区の会員らは坂本九さん歌唱の「上を向いて歩こう」に合わせて手話を披露した。還暦や古希を迎えた会員に、記念品の贈呈もあった。

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