1月13日は「成人の日」です。東京都内ではおよそ12万人が新成人として新たに大人の仲間入りをしました。成人式に備えて美容室には朝から準備のために多くの人が詰め掛け、新成人を祝う催しには東京都出身のゲストも登場して式典に華を添えました。
東京・中野区の美容着付け室には着物姿で成人式に出席しようと、朝早くからヘアメークや着付けをする新成人が多く訪れました。
一方、前年にオープンした新たな公会堂での式典となった渋谷区では、およそ1600人の新たな大人の仲間入りした若者が集まりました。式典に登場した東京都出身のタレント・中川翔子さんが「私は年を重ねることを『レベル』と呼んでいる。皆さんはレベル20。ゲームならここからが面白くなるところ。何でもできる、何でもなれると私は思う」と、自身の経験に基づいたメッセージを語りました。また、式典に出席した渋谷区の長谷部区長は「渋谷から新しい価値を創造して世界へ発信してください。困難や試練に遭っても自分を信じ、夢に向かって精いっぱいチャレンジすることを期待している」と、これから大人の世界への扉を開ける新成人たちにエールを送りました。
東京都によりますと都内の新成人はおよそ11万9000人（1月1日現在）で、前年より2000人少ないということです。
