上坂すみれ、初めての完全撮り下ろし写真集は“挑戦をした1冊”「みんなが楽しみながら作ってくれた。機会があればまたやりたい」

人気声優・上坂すみれが初めての完全撮り下ろし写真集を発売。これを記念したイベントが、1月11日に開催された。

発売記念イベントの前に行われた会見に登場した上坂は、「フォトブックは何度か出していますが、撮り下ろしの写真集は初めてで、いろいろな挑戦をした1冊です。28歳のお誕生日という、特に節目でもない時に出しましたが、お買い求めくださった方からも、『すごく楽しく読みました』と感想をいただけて、働いていてよかったなと思いました」と喜びを語り、「ずっとお世話になっているスタイリストさんが全部コーディネートしてくださったので、“芸術点の高い感じ”です。人はお洋服を着ることで、さまざまな表情に変化するんだなというところを見ていただきたいです」とアピールした。

写真集には、貴重な水着ショットやランジェリーカットも収録されている。今までは肌の露出に抵抗があったという上坂だが、「非常に気心の知れた皆さんと撮影できましたし、かなり露出があるわけでも、海へ行くわけでもなく、デザインもいろいろあるなかから選び、お化粧や髪形もかわいくしていただいたので、お洋服のような気持ちで着られました」とにっこり。

さらに、「私の不思議な体形を見るにつれて意外といけるんじゃないかって…。みんなに偽乳ではないということを証明する意味合いもありました(笑)」とおちゃめなコメントも交えながら、「どうすれば奇麗に見えるか、なるべくエレガントに撮るにはどうしたらいいか、カメラマンさんにポーズも指南していただきました」と撮影時のエピソードを。「おでこを出すのも苦手なんですけれど、今回はそんなカットもあったり、普段自分の意志ではあまりやらないようなことにも挑戦しました」と振り返った。

撮影は8月中旬に日本と韓国で行われたそうで、「撮影も楽しかったですし、韓国はフォトジェニックな街とか、化粧品がいっぱい売っていたりとか、歩いているだけでも面白いものがいっぱいあるなと思いました。韓国料理の最初に出てくる前菜が非常においしかったです」と韓国での思い出を。また、「ロシアも最初候補に挙がっていたんですけれど、ロシアで水着を着たら死んでしまうんじゃないかって(笑)。でも、もし次があるとしたら、白夜が美しいサンクトペテルブルクとか、ロシアロケにも憧れがありますね」と次回作を期待させた。

お気に入りの1枚は「通常版の表紙も横顔なんですけれど、自分の横顔をあまり見る機会がないので、こんな横顔をしているんだなって。頑張れば裸に見えるのもうれしいポイントですね」と紹介した見開きのカット。「あるイベントの控室でお気に入りカットを選んでいたら、大先輩の声優・水島大宙さんが『これがいいんじゃないか』っておじさん目線で選んでくださいました(笑)」と裏話も明かした。

最後に上坂は、「私も写真集が好きで、推しのアイドルさまの写真集を買うのですが、疲れた時は(Juice=Juiceの)植村あかりさんの写真集を見て元気をもらっています。私の写真集も元気がない時に見ていただければうれしいです」とファンにメッセージを。「女体は疲労回復によいと思います。1回買えば何回でも効果が発揮されますので、ぜひ滋養強壮にお役立ていただければなと思います」と呼びかけつつ、「(スタッフの)みんなが楽しみながら作ってくださると、写真集を作るのって楽しいんだなと思いました。機会があればまたやりたいという意欲も出てきました。ぜひ、皆さまから感想をいただきたいのと、できればもう1冊ぐらい買ってほしいです。これからもよろしくお願いいたします」と締めくくった。

【プロフィール】


上坂すみれ(うえさか すみれ)
主な出演作品は「スター☆トゥインクルプリキュア」(キュアコスモ役/テレビ朝日系)、「アズールレーン」(クイーン・エリザベス役ほか/TOKYO MXほか)、「シルバニアファミリー」(ショコラウサギの赤ちゃん役/TOKYO MXほか)など。アーティストとしては、2013年にテレビアニメ「波打際のむろみさん」の主題歌「七つの海よりキミの海」でデビュー、20年1月には4枚目のアルバムをリリース予定。ロシア、昭和歌謡、メタルロック、戦車、ロリータ、プロレス、ひげなど、多方面に興味を示し知識を持つ、唯一無二の声優アーティスト。

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