WRC:2020年第1戦モンテカルロのエントリー発表。各ドライバーのカーナンバーも明らかに

 1月23~26日に開催される2020年のWRC世界ラリー選手権開幕戦、第1戦モンテカルロのエントリーリストが発表された。3メーカーが争う最上位クラスには計10台がエントリーしている。

 2020年のWRC最上位クラスはシトロエン・レーシングの活動終了により、Mスポーツ・フォード、ヒュンダイ、TOYOTA GAZOO Racing WRTの3メーカーによって争われる。

 開幕戦のラリー・モンテカルロに向けては、Mスポーツとヒュンダイが3台、トヨタが4台のWRカーを投じる。

 Mスポーツ・フォードは元シトロエンのエサペッカ・ラッピに、テーム・スニネン、ガス・グリーンスミスを加えた3台体制。カーナンバーはラッピが4、スニネンが3、グリーンスミスが44をつける。

 13日(月)に新型車両を発表したばかりのヒュンダイは、2019年チャンピオンのオット・タナクとランキング2位のティエリー・ヌービル、さらにセバスチャン・ローブの3名がヒュンダイi20クーペWRCを駆る。

 カーナンバーについて、タナクはチャンピオンナンバーである1は使わずトヨタ時代も使っていた8を使用。ヌービルは11、ローブは9をつける。

 そしてトヨタはセバスチャン・オジエ、エルフィン・エバンス、カッレ・ロバンペラの3名に加え、勝田貴元も投入。計4台のトヨタ・ヤリスWRCがラリー・モンテカルロを戦う。

 カーナンバーはオジエが17、エバンスが33、ロバンペラが69、勝田が18を使用する。

 そのほか下位クラスにはマッズ・オストベルグ(シトロエンC3 R5)、エリック・カミリ(シトロエンC3 R5)、ステファン・サラザン(ヒュンダイi20 R5)、オリバー・ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)なども名を連ねている。

■2020WRC第1戦モンテカルロ エントリーリスト(1月13日発表時点/一部抜粋)

No. Driver Machine

8 O.タナク ヒュンダイi20クーペWRC

11 T.ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC

17 S.オジエ トヨタ・ヤリスWRC

33 E.エバンス トヨタ・ヤリスWRC

3 T.スニネン フォード・フィエスタWRC

4 E.ラッピ フォード・フィエスタWRC

9 S.ローブ ヒュンダイi20クーペWRC

69 K.ロバンペラ トヨタ・ヤリスWRC

44 G.グリーンスミス フォード・フィエスタWRC

18 勝田貴元 トヨタ・ヤリスWRC

20 M.オストベルグ(WRC2) シトロエンC3 R5

27 E.カミリ(WRC3) シトロエンC3 R5

32 S.サラザン(WRC3) ヒュンダイi20 R5

41 O.ソルベルグ フォルクスワーゲン・ポロGTI R5

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