多良木町にある蔵元の球磨焼酎を味わう「新春 七つの蔵の利き酒と味祭り」が11日、町交流館石倉であった。町内外から約200人が訪れ、銘柄を当てる利き酒などで盛り上がった。
地元の焼酎の魅力を広く知ってもらおうと、蔵元や酒販店、町でつくる実行委員会が毎年開いており、8回目。
町内7蔵元が8銘柄を出品。番号だけが書かれた瓶が並び、参加者は味わいや香りなどを繰り返し確かめていた。12人が全問正解し、賞金30万円を分け合った。
全問正解だった黒肥地美月さん(26)=同町=は「香りの違いで当てることができた。私も球磨焼酎が大好きなので、イベントをきっかけに飲む人がもっと増えてほしい」と話した。(園田琢磨)
熊本日日新聞 2020年1月14日掲載