久保田紗友、萩原利久、神尾楓珠、岡本夏美、望月歩らが危険なラブストーリーで毎話キスシーン!!

テレビ朝日ほかで2月8日からスタートする連続ドラマ「鈍色の箱の中で」(土曜深夜3:00)に出演する主要キャストが発表された。

本ドラマは、漫画家・篠原知宏氏による電子コミックサービス・LINEマンガで連載中の同名コミックが原作で、同じ分譲マンションに住む幼なじみの高校生たちの切なくも危険な偏愛ラブストーリーを描く。女子高校生・桜井美羽を中心に5人の高校生の複雑な感情が交錯していくが、そのヒロイン・美羽役を久保田紗友、美羽が思いを寄せる隣の部屋に住む幼なじみ・辻内基秋役を萩原利久が演じる。また、美羽に思いを寄せるも屈折した感情から素直にその思いを伝えられない真田利津役を神尾楓珠、美羽の幼なじみで良き相談相手であると同時に、美羽への強いコンプレックスを抱いている女子高生・高鳥あおい役を岡本夏美、同じく幼なじみの男子高校生・庄司悟役を望月歩が演じる。

物語のキーになるのは、高校生たちの揺れ動く気持ちを映し出すキスシーンの数々。“気持ちを押し付ける独りよがりのキス”“寂しさを埋めるだけのキス”“略奪のための強引なキス”“気持ちを試す駆け引きのキス”“慰めのキス”…。これらすべてのキスに共通しているのが、一方通行でしかない“片思いのキス”であるということ。毎話クライマックスに登場する、切なく、そして狂おしいキスシーンは、見る人の心を激しく揺さぶる。

本作への出演について、美羽役の久保田は「美羽は素直で純粋ゆえ、傷つくことの多い女の子。そんな彼女を『なんとか助けてあげたい…!』と願いながら演じていました。誰もが経験するであろう切ない気持ちが詰め込まれている物語で、個性豊かなキャラクターが集まっていて、どなたでも、必ず登場人物の誰かに共感できるところがあると思います。ぜひそこを楽しみながら見ていただきたいです」とコメント。

基秋役の萩原は「原作は15歳ですが、ドラマでは17歳の設定。たった2年ですが、10代にとっては感情も考え方も大きく変わる2年だと思います。だから、表情や仕草を当初の計画よりも、少し大人っぽくすることを心掛けました。ただ、見た目はちょっとでも若く見えるように、すね毛をすべてそって臨みました(笑)。特に見てほしいのは、やはりキスシーンです。まさか、(神尾)楓珠とキスすることになるとは思っても見ませんでしたね(笑)。前から仲の良い楓珠や岡本さんなど、友達同士のキスはなんとも言えない気持ちになりました(笑)」と役づくりのポイントを明かした。

萩原とのキスシーンを演じた利津役の神尾は「このドラマはキスシーンが多いのが特徴です。なんと、僕は全員とキスをします! もちろん、仲の良い(萩原)利久とも(笑)。でも、そこまで抵抗はなかったです。役になりきっていたので、シーンの中の一つとして演技に集中しました。ただ、男の唇は固いと思っていたけれど、柔らかくてビックリしました! 意外といい唇しているんだなと(笑)」と分析。あおい役の岡本は「キスシーンは初めてだったので、クランクインする前は『どうなるんだろう?』と不安に思うところもありましたが、作品の中の大切なシーンの一つとして監督と話し合いをしながら試行錯誤しました」と告白。そして、悟役の望月は「キスシーンについては『この現場だと、キスする感覚が左肩に手を置くくらいだね』と女性スタッフさんたちが話していたと聞いて、『確かに…』と思いました。このドラマの現場でのキスはそんな感じでした(笑)」と振り返った。

さらに、本作は「360°(サンロクマル)ドラマ」と銘打ち、多方面に展開。本編の一部分を切り出した見どころシーンや、ドラマ内では描かれない登場人物同士のやりとりなどを番組公式の特設サイトやSNSで発信することで、視聴者に物語の世界に入り込んだような没入感を味わってもらい、より深くドラマを楽しめることを目指している。また動画見放題サービス・ビデオパスでは、地上波放送では描き切れなかったストーリーの先行配信が予定されている。

© 株式会社東京ニュース通信社