秩父鉄道 三ケ尻線を行く石炭輸送列車はあと2か月! 国内最後の石炭列車が消滅

鶴見線 扇町と秩父鉄道線 三ケ尻を結ぶ定期貨物、石炭輸送列車が、残り2か月で姿を消す。

秩父鉄道は、JR貨物との連絡運輸、石炭貨物輸送列車の運行を2019年度で終了。国内で最後まで残った石炭列車だった。

三ケ尻線 武川~熊谷貨物ターミナル 7.6kmは、1979(昭和54)年開業。

秩父鉄道保有の電気機関車で三ケ尻線を行く石炭は、太平洋セメント熊谷工場でつくられるセメントの製造工程で、石灰石などを燃やすときに使う。

秩父鉄道では、その石灰石を運ぶ貨物列車を影森~三ケ尻でを運転中。この石灰石輸送は「当面は継続する」という。

写真 文:鉄道チャンネル

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